あの警察官は一体、どこから湧き出てきたのだろうか。
では、4月〜6月に読んだ本。
授業が始まると教科書を読むことはするけれども、それ以外の本はあんまり読まなくなる。
電車の中でも寝ることが多くなるし、暇な時間もなかなかとれない。
もっと効率よく時間を作って、もっと本を読みたいと思う。
BRICs 新興する大国と日本 (平凡社新書)
BRICsに関連することがらが丁寧に網羅されている気がする。知識整理の目的にはかなっていると思う。今後は、日本はBRICSの台頭を脅威と捉えるか、機会と捉えるか、それいよって日本の発展が異なってくるであろう。
プライドと情熱―ライス国務長官物語
真のエリート像を知ることができる。それは頭の良さに加えて、モチベーションの高さなど、心技体がエリートに必要となる。黒人であり女性であるという大きなハンデをかかえながらも、人の2、3倍も努力をしていく姿勢には脱帽である。そのうえで、家庭環境や教育環境が非常に重要になってくると感じた。私はいくら頑張っても、こんなエリートにはなれない。
投資銀行―日本に大変化が起こる
外資系投資銀行を中心に、業務内容や社会に対する影響を説明。比較的、読みやすい内容なのでサラっと読める。この本では、投資銀行をもっと日本企業は使いこなすべきであり、そして企業価値をあげていくべきだと主張している。それにしても、投資銀行で働く社員の仕事ブリは非常に大変そうである。
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
悲しくて、寂しくて、楽しくて、温かくて、1つ1つの表現に意味がある。吸い込まれるように読んでしまった。普段何気なく過ごしていることを絶妙なユーモアで表現している。これから何を大切に、何を目的に、生きて行きたいのか、考えさせられる。そして、最後にはめっちゃ温かくなる。単なるエロ親父だと思っていたリリー・フランキーにやられた。
ダイエーを私に売ってください。
たんなる筆者の宣伝本。ほとんどが思いのまま何の裏付けのないまま書かれているきがする。授業の関係で読んだ本だけれども全く読む価値はないと思う。
「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本
タイトルと内容が必ずしも一致しているとは言えないが、平易にわかりやすく事例を交えながら会計を説明している。少しもの足りない気もするが、大雑把に会計を把握するには問題ないと思う。「売上高ー費用=利益」ではなく、「売上高ー利益=費用」であるべきとっ書いてあるが、これはトヨタの原価管理部の人が実際に言っていたことと同じである。あとは今後、月曜の日経の朝刊の景気指標をみるようにしていきたい。
ウケる技術 (新潮文庫 こ 41-1)
1.2時間で読めてしまう本。500円ちょいなので勉強の気晴らしになる。コミュニケーションを上達させるための技法を説明。なるほどと思う部分も多い。まーようは練習が一番ということ。
変人力―人と組織を動かす次世代型リーダーの条件
非常に読みやすい文章。単にロジカルで固めたカチカチの戦略を掲げるだけではなく、人間臭い部分も必要である。どっちかに偏るのではなく、両方を状況によって使い分けることが必要。色々な修羅場をくぐり抜けていくことがキャリアアップには必要不可欠だと感じた。
では、今日の格言
芸術でも技術でも、いい仕事をするには、女のことが分かってないとダメなんじゃないかな
本田宗一郎
これは本田技研工業の創業者のことば。
いい仕事をしていくためには、色々な要素が必要だと身にしみる。
ただ大学院で経営学を学んでいるだけではダメなのかもしれない。