
いつもはスルーするだけだったけれども、今回は名古屋に上陸した。
目的は、名古屋にある日本・世界を代表する自動車メーカと、その系列会社である部品メーカの工場を見学するためである。
コストマネジメントという授業の延長で、実際に工場の現場ではどうのようにして原価の改善を行っているのかを見学しにいった。
工場の場所は名古屋駅から車で約1時間程度の距離。
想像していたように田舎である。
友達の何人かが見学先の会社で働いているが、実際に住んで働くとなると田舎であることはかなり辛いらしい。
だいたいの新卒は、東京でのみの採用活動で内定が決まるので、田舎の恐ろしさを知るのは内定者懇親会で実際に工場や寮を見学してからということらしい。
工場の中は、さすが世界一のメーカだけあって、無駄がないことが一目でわかる。
高校や学部生の時にバイトしていた印刷工場(廃人)と違って、ゴミだったり無駄な書類などがあちらこちらに散らかっていない。
必要となる材料や部品もどこにあるのか誰がみても直ぐにわかるようになっている。
昔バイトしていた工場では、部品を取りにいくのに無駄な時間を使っていた気がする。バイトにとっては逆に無駄な時間は楽なのだが。
工場の敷地内は、撮影禁止であったために、写真を撮ることは禁止されていた。
なので残念ながら、工場の写真はない。
その他に工場見学をして、気になったことは、
・部品を運ぶ無人搬送機が移動しながら流していた音楽はディズニーのエレクトロニックパレードと同じ曲。でも、実際にパレードしているのは、機械部品を運んでいる無機質な無人搬送機
・意外にも女性が多くいた(ぱっとみ3割ぐらい?)
・逆に外国人労働者はあまりいなかった
・工場内を移動する時の標準速度を計測する機器もあった(10メートルを5,6秒ぐらいが標準らしい)
全体を通して感じたことは、原価改善をしていくうえで、可能な限りに原価を細分化していくことであった。
それは、部品単位・時間単位・労働者の人件費単位など…様々な観点から原価を細分化して見える化を行っている。
そして、さらなるカイゼンが常に行われ続けている。ささいなものから、かなり大きいものまで合わせて年間64万件のカイゼンが提案されているらしい。一人当たり月1件のカイゼンを提案することになるとのこと。
ここまでカイゼンが徹底されるためには、かなりの時間と労力が必要だったにちがいない。
一方で、ここまでカイゼンによって効率化と管理が徹底されると現場の人間は逆に何にも考えなくなるのではないだろうかと、安易ながらも考えてしまう。それに世界一になった次の目標は何になるのだろうか。世界一になってからも常にモチベーションを保っていくことはかなりの努力が必要になるだろう。
さて、名古屋は色々と楽しかった。
夜は18時半から28時まで飲んでいた。
世界の山ちゃんから、Bar Rootsまで。

Rootsのお勧めのお先。
あとはテキマンっていって、テキーラとマンゴージュースを組み合わせて飲む方法を教わった。
あれだと知らず知らずのうちに何杯も飲んでしまう。
ご飯も、世界の山ちゃんの手羽先・
矢場とんのみそかつ・山本屋本店の味噌煮込うどん・蓬莱軒のひつまぶしを食べることができた。

ひつまぶしは、そのまま食べたり、薬味をいれたり、だし汁をいれたり、と色々な食べ方を楽しめるので、結構気に入った。
ということで、初名古屋は1泊で短かったけれども、存分に楽しめた気がする。
2 件のコメント:
お久ぶりです。
私もひつまぶし大大大好きです。
東京に美味しいトコロ発見したら一緒に行きましょうッッ♪
☆よーこ☆
>よーこ
久しぶり〜。元気?
そうだね。就活とか色々と落ち着いたら、飲みにでも行こう。楽しみにしてます。
コメントを投稿